先日ツイッターで、過去に毎日新聞のwaiwai問題というものがあったことを知りました。



なんでも毎日新聞が海外向けに発行していた新聞が、日本のありもしない「変態記事」を書いていたというのです。


それが10年以上続いていたということなのですが、日本の新聞がずっとそんなことをし続けていたことにまず嫌悪感を覚えました。



現在変態記事を書いていたコーナー「WaiWai」は閉鎖されたということですが、毎日新聞のWaiWai問題について調べると、たくさん情報が出てきてびっくり!


なにこれ。毎日新聞、こんな問題起こしていたの?!


ていねいに説明していくと結構長めになるので、今回は「waiwai問題ってどんな問題?」がわかりやすくなるようポイントを抑えて説明しますね。



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WaiWaiとは?



出典


毎日新聞は、「Mainichi Daily News」という、海外向けの新聞を発行していましたが、「WaiWai」は、その新聞のコラムコーナーの名前です。

このコーナーは、
○日本人しか知らない
○日本にしかない

といった、日本特有の文化や習慣について、日本の週刊誌や雑誌のネタをもとに紹介することを目的に、1989年10月から連載開始。

初めは紙媒体だったのですが、2001年から公式サイトに移行し、2008年6月まで続きました。



悪の元凶ライアン・コネル

ライアン・コネル(Ryann Connell)は毎日新聞の外国人記者で、「waiwai問題」の発端となる、変態記事を書いた張本人。


ライアンは、1996年10月から「WaiWai」コーナーを担当するようになりました。


担当した当時は、他の外国人ライターも何人かいたようですが、年を追うごとにライターの数が減少。

最終的に残ったのがライアンと外国人ライター1人。2005年、ライアンは事実上MDN(The Mainichi Daily Newsの略)の編集長になります


この頃になると、ライアンがネタ選びから編集までほぼ独断で行っていました。


紙媒体のときも変態記事はあったようですが、ウェブサイトになってからどんどんエスカレートしていったようです。


その理由として
「エロ記事は外国人のウケがいいから」で、「ページビューを稼ぐのには最適」だったからと言われています。



WaiWaiの問題化と問題点

WaiWaiというコラムに、変な記事が載っている、と噂になったのが2008年。

2ちゃんねるにスレッドが立ち、その後「おかしい」という声がどんどん広がり、問題が表面化していったわけですが、waiwaiを通して問題点がいくつかあることがわかりました。


日本人や日本を辱める

記事の内容は、外国人スタッフや、それを目にしたアメリカ人も指摘するほどひどいものだったと言います。


記事のタイトルをいくつか紹介しますね。

「六本木のあるレストランでは、日本人は食事の前にその材料となる動物と獣姦する」
「日本軍は南京大虐殺の集団から、小児性愛家の軍隊に変貌した」
「日本人の母親は、中学生の息子が成績を落とさないためにフェラチオをする」
引用



元記事一覧はこちら

英文記事一覧はこちら


タイトル見ただけでも不快感がでますね。


こういったウソ記事がばらまかれたことによって
・「日本の真の姿を躊躇せず世界に配信した男」として賞賛する外国人が出てきた
・反日外国人らによって引用・転載され、日本人に対する偏見を増幅させた
・その情報を鵜呑みにした人が「日本女性は」「日本は」と誤解するようになった

という事態に発展しました。


日本という国があるのはわかるけど、どんな国かあんまりよくわからないという海外の人はたくさんいます。


馴染みがない国について聞かされると、返って信じやすくなりますよね。


しかも、毎日新聞という「日本のまとも」な新聞社から配信される記事。


一体どのくらいの外国人が本当だと信じたでしょうか。


そして、反日感情を持っている外国人にとっては、こういうネタは利用する価値バツグン。



ライアンは、「ただの翻訳」などと言い訳しているそうですが、結果としては日本人を辱める種を巻いたのはこの人にほかありません。



毎日新聞の対応が遅すぎる

waiwai問題は、2ちゃんねるがきっかけで表面化しました。


それが2008年ですから、紙媒体の年代も含めれば、実に20年以上に渡って変態記事が垂れ流し状態にあったわけです。


毎日新聞が対応したのは、表面化した後。


2008年6月21日 waiwai閉鎖と読者に対してのおわびの掲載
2008年6月27日 ライアン・コネルら関係者を処分(ちなみにライアンは懲戒休職3ヶ月)
2008年7月20日 問題に関する調査結果を発表


WaiWaiで掲載されたコラム記事は、Webサイトに移行後だけでも計2561本になります。


その殆どが事実の裏付けされていない、変態記事。


日本の大手新聞社が、日本を蔑むような記事を海外に発信し続けていた、しかも周りから指摘されるまで続けていたって、理解に苦しみます。


その毎日新聞は、waiwaiコーナーについて、おもしろい主張をしています。

ライアンは、waiwaiコーナーと、正確さが問われるニュースとは別物と考えていたため、毎日新聞側も、waiwaiは別物として認識していたというのです。


それを伝えるため、「WaiWaiは週刊誌で取り上げたネタを紹介しているだけのコーナーで、記事に関する信憑性や責任は毎日新聞社側にはない」という断り書きを、記事に入れていたそうです。


それはそっちの都合。

毎日新聞のコーナーにあれば、WaiWai=毎日新聞って思いますよね?


日本大手の新聞社、毎日新聞のコラムだから、ということで、それを情報源として愛読していた読者もいたといいますから、但し書きでは不十分だったことがわかります。



というか、ライアンは毎日新聞の外国人記者ですよ?!


そんなに関わりたくなかったら、なぜクビにして「自分のメディアを立ち上げてそこでやれ!」ということができなかったのでしょうか。


知ってて何も対策を取ってこなかった。


やっぱり毎日新聞の対応には問題があると思います。



著作権上の問題が発生していた

WaiWaiは、週刊誌や雑誌、タブロイド紙などからネタを引用して記事にしていました。


でも、それらの記事は

・元記事を改変する
・元記事をそのまま翻訳しているだけ
・引用元や引用箇所を明確にしていない

という点が指摘され、著作権違反・著作権侵害として問題になりました。


翻訳元の月刊「サイゾー」は、実際に毎日新聞に抗議したということです。


毎日新聞は、著作権侵害を初めは否定していましたが、後に「問題があった」ことを認め、謝罪しています。



変な記者+大手新聞会社=強力な偏見植え付け装置

ある外国人記者による、変態記事が引き起こしたこの問題。

そういうネタを書けばアクセスが稼げるというのが理由だったようですが、
個人的な印象としては、ライアンの変態性や日本を卑下する性格が色濃く反映されていると思いますね。


というのも、最終的にコラムを書いていたのはライアンほぼ一人だったからです。

記事の内容に関して内部からも指摘があったようですが、ライアンはほとんど耳を貸さず、自分の好きな記事を好きなように書いていたからです。


毎日新聞は、問題が明るみになったあと、こんな調査結果を発表しています。

「変態ニュース」が長年にわたり配信された背景について、同紙は「担当記者が性的な話題をおもしろがることを心配する声もあった」と明かしている。外国人記者は同サイトに関心が集まることを意識しており、「母国での就職難のため来日した。仕事を失うことに恐怖感があり、MDN(編注:Mainichi Daily News)を閉鎖する言い訳を誰にも与えたくない」などと述べた。また「性的な話題を取り上げるとユーザーの反応がよかったので、そういう話題を取り上げた」のだという。(引用



また、「hentai」「geisha」というキーワードを、サイト全ページにメタタグ(検索エンジンのロボットが収集するキーワード。検索結果や順位に影響する)として登録していたそうです。



低俗な記事を書けば書くほどウケるのが面白かったというのもあるけど、それだけじゃ周囲の意見に反してまでも書き続けるっていうのはなかなかできないでしょう。


そう思いませんか?


今でいう一部のYoutuberたちと思考回路が似てるかもしれないですね。



そして毎日新聞。

変態記事ず~っと書かせたらいかんでしょう。


普通だったら日本の、そして自分の会社のイメージダウンになるから速攻でクビにするか連載打ち切りにしますよね。


しなかったところを見ると、お金が稼げてたのか、それとも…

って、考えちゃいますよね。


それから、大手メディアなのに著作権侵害ってありえないですよね。

こんな新聞社が日本大手なんですからね。


いずれにしても、今回の問題は、社会的信頼度の高い新聞社の記者が、変態記事を書くことで世界中に広まってしまった偏見です。

変態記者と大手新聞社の組み合わせって、強力な偏見装置産みますね。



WaiWai問題については、まだまだ伝えたいことがあるので、機会を見て記事にしていきたいです。


今回は、ということでした!



参考サイト:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%8E%E6%97%A5%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BAWaiWai%E5%95%8F%E9%A1%8C
https://gigazine.net/news/20080721_mdn_mainichi_jp/
http://blog.livedoor.jp/tonchamon/archives/51930175.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%8D%E3%83%AB
https://www.j-cast.com/2008/07/20023815.html
https://www2.sal.tohoku.ac.jp/~gothit/mainichi.html
https://www9.atwiki.jp/mainichiwaiwai/