リンちゃん事件の裁判員裁判が2018年6月4日、始まりました。

リンちゃん事件 初裁判



リンちゃん事件が発生したのは、2017年3月24日。
そして、犯人の渋谷恭正(やすまさ)被告(47)が逮捕されたのがおよそ3週間後のことでした。



PTA会長を努め、登校児童の見守り活動にも積極的に参加していた人物の逮捕とあって、本当に衝撃的でしたよね。


渋谷被告は逮捕されてからもずっと黙秘を続けていて、犯行を一切認めようとはしていません。

その様子を聞いて腹が立ったものですが、今回の初公判でも無罪を主張しているとのこと。


なんと往生際の悪い!


遺留品や監視カメラの映像など、物的証拠が揃っているというのに、なぜ渋谷被告はここまで無罪を主張しているのでしょうか。


弁護側の反論にも呆れますけどね…



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リンちゃん事件これまで

リンちゃん事件
出典


事件は千葉県松戸市で発生。

松戸市内に住む、ベトナム国籍の小学校3年生のリンちゃんが行方不明になり、後日千葉県我孫子市で遺体となって発見されました。


事件発生からこれまで起きたことを、時系列でまとめてみます。


内容
2017年3月24日 リンちゃんが登校してこないと学校から連絡が入る。
父親が行方不明届を出す。
2017年3月26日 我孫子市で、排水路脇に女性が倒れていると通報が入る。
警察は現場で女児の遺体を発見、後にリンちゃんと確認する。
また、警察はリンちゃんのランドセルや衣類を約20km離れた茨城県坂東市の利根川河川敷で発見する。

遺体の状況から殺人事件と判断した警察は、捜査本部を設置。
2017年4月14日 リンちゃん殺害の容疑者として渋谷恭正が逮捕される。
2017年5月5日 殺人とわいせつ目的誘拐、強制わいせつ致死の容疑で再逮捕される。
2017年5月26日 千葉地方検察庁が、渋谷を起訴する。
起訴内容は強制猥褻致死、猥褻略取誘拐、死体遺棄の罪。
2018年6月4日 裁判員裁判の初公判。
渋谷被告は無罪を主張。



渋谷被告が犯人と主張する証拠

渋谷恭正 初公判

これまでの捜査や初公判について報道されたことをもとに、事件の犯人が渋谷被告ということを裏付ける証拠をまとめてみます。

1.当日渋谷被告は見守り活動を休んでいた

事件当日、リンちゃんは自宅を出ていつもの通学路を通って学校に向かっていました。

見守り活動をしていた女性と挨拶を交わしたということで、この地点から学校までのおよそ300メートルの間に連れ去られたと見られています。

いつも見守り活動をしていた渋谷被告は、この日休んでいるんですね。

しかも当日は、いつも歩いて登校していた被告の子どもたちを自分が所有する軽自動車に乗せて学校に送っています。


2.事件に使われた軽自動車の動きが不審

警察は、被告が子どもたちを送った後リンちゃんを連れ去ったと見ています。

渋谷被告は軽自動車の他に、キャンピングカーを所有していますが、リンちゃんが行方不明になった当日、キャンピングカーのある自宅付近に向かって走っている被告の軽自動車を、監視カメラが捉えていました。


さらに、同じ日、軽自動車が遺体発見現場と遺留品発見現場を行き来している様子も確認されています。


渋谷被告はリンちゃんを連れ去った後、キャンピングカーに連れ込み殺害、その後車で遺体や遺留品を遺棄したと見られています。


ちなみに、渋谷被告は、軽自動車のドライブレコーダーの記録を4月に削除しています。


3.犯人と裏付ける物が押収されている

リンちゃんの手首には、縛られた痕があり、首にも締められた痕が残っていましたが、警察は渋谷被告の自宅から、使ったとみられる紐を押収しました。

被告のキャンピングカーには、リンちゃんのDNAが付着したネクタイや手錠が見つかっています。


また、リンちゃんの遺体からは渋谷被告とリンちゃんの2つのDNAが混ざったDNA型が検出。

被告の軽自動車の後部座席には、リンちゃんの血液が採取されたということです。



警察も、犯人逮捕まで慎重に慎重を重ねているわけです。


渋谷被告が闇雲に逮捕されたわけではない、ということがよくわかりますよね。


しかしその渋谷被告は、逮捕当時は黙秘を続け、初公判では「全面的に無罪」を主張しているんです。



渋谷被告の言い分

渋谷恭正 無罪

検察側から提示された数々の証拠に対し、弁護側は捏造などを理由に反論しています。


1.DNAは捏造されたもの

リンちゃんの遺体についてた混合型のDNAですが、捜査の段階で混ぜられ捏造された可能性があると主張しているのです!

警察が犯人に仕立て上げたくて混ぜるって、まったくない話ではないと思いますが、可能性としてはものすごく低いですよね。


万が一そんなことをしたら警察の権威にもかかわりますし、DNAが検出されたのは、他にもあるわけで。


警察がいちいちDNAをふりかけるか?


2.血液は以前ついたもの

渋谷被告の後部座席から見つかった、リンちゃんの血液ですが、弁護側は「以前乗車した時についたものでは」と主張しているのです。

こちらの記事によりますと
<松戸小3女児殺害>「何が間違いか説明を」 否認の被告に父怒り(千葉日報オンライン) - Yahoo!ニュース<松戸小3女児殺害>「何が間違いか説明を」 否認の被告に父怒り(千葉日報オンライン) – Yahoo!ニュース 


リンちゃんは渋谷被告の車に、見守り活動の女性とそのお孫さんとともに2016年11月頃乗ったというのです。


擦りむいてついたと弁護側は主張していますが、しても少量ですし、本当に擦りむいたかどうかは当時同乗していた見守り活動の女性に聞けばわかりますよね。



検出された血液は、後部座席の床マットや、車内にあった軍手です。


擦りむいた程度でここまで血がつくかな?


3.客観的証拠がない

車内にリンちゃんの指紋が全く残っていないことと、遺体遺棄現場には、被告の足跡が残されていないなど、客観的証拠がない、と弁護側は主張しています。


証拠をDNAに頼り過ぎでは、というのが弁護側の言い分ですが、指紋や足跡は消えやすいので、DNAのほうがより有力だとは思いますが…


じゃあ他に誰かの足跡が残っていたのでしょうか。



こうやってみると、弁護側は検察側の証拠に対していちゃもんつけているだけで、渋谷被告が犯人でない、という証拠を出していませんよね。


何が何でも罪を認めない、自己中心的な渋谷被告の性格が見え隠れします。



罪を認めてほしい!

初公判後、リンちゃんのお父さんが会見を開きました。

リンさん父「犯人なら私の目を見る勇気ないはず」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュースリンさん父「犯人なら私の目を見る勇気ないはず」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース 


この中で、お父さんは渋谷被告の目を見続けていたということですが、被告は最後まで目を合わせなかったようですね。


「犯人なら私の目を見る勇気がないはず」

本当にそう思います。



渋谷被告が容疑を否認している以上、100%犯人なのだろうか、と、疑問の余地も出てきますが、お父さんのこの直感がそれを打ち消してくれるように感じます。


リンちゃんのお父さんがベトナムに帰るための費用を集める働きかけはしたけれど、リンちゃんが行方不明になったとき、捜索活動に参加せず、またお悔やみの言葉もかけていない。


リンちゃんとはハイタッチ!するほどの顔見知りだった被告のこのこうどうに、お父さんじゃなくても違和感を感じます。


悪いという罪の意識はあるけれど、それを認めていない、といった感じですよね。



証拠は十分上がってるのに、いつまでたっても自分の罪を認めない犯罪者もたくさんいます。


そこまで自分の身を守りたいのでしょうか。


そこまで自分が犯した罪を認めることができないのでしょうか。


同じ子供を持つ親として、お父さんの思いに応えることはできないのでしょうか。



リンちゃん事件の初公判は始まったばかり。



法がこの事件を正しく裁いてくれることを望みます。




今回は、ということでした!




参考サイト:
https://www.sankei.com/life/news/180604/lif1806040023-n1.html
https://www.asahi.com/articles/ASL5V3SFBL5VUDCB007.html
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%9D%BE%E6%88%B8%E5%B0%8F3%E5%A5%B3%E5%85%90%E6%AE%BA%E5%AE%B3-%E6%B8%8B%E8%B0%B7%E8%A2%AB%E5%91%8A%E3%80%81%E8%B5%B7%E8%A8%B4%E5%86%85%E5%AE%B9%E3%82%92%E5%85%A8%E9%9D%A2%E5%90%A6%E8%AA%8D%E3%80%8C%E5%85%A8%E3%81%A6%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%8D/ar-AAyc7Lk#page=2
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180605-00010005-chibatopi-l12
https://www.fnn.jp/posts/00318250HDK
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E8%91%89%E5%B0%8F3%E5%A5%B3%E5%85%90%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

https://news.goo.ne.jp/article/chiba/region/chiba-20180604102648