東京都港区の自宅で、元厚生労働省関東信越厚生局長の北島智子さんが刺殺された事件はまだ記憶に新しいですね。


北島さん殺害容疑で逮捕されたのは、北島さんの弟(53)でしたが、弟は不起訴処分となったそうです。



そんな!


地検は理由を明らかにしていないということですが、医師が刑事責任を負えないと判断したのでしょうか。



弟には精神科の通院歴があった

北島さんの弟については、報道ではこれまで名前が一切公開されていません。

そして、精神科に通院歴があったという情報がありますが、公表されない理由はこのためかもしれませんね。



先程も言いましたが、地検は弟の不起訴について明確な理由について説明していないということですが、東京地裁に地検は心神喪失者等医療観察法に基づく審判を申し出たということなので、たぶん弟は刑事責任を問えない状態のようですね。



それほど精神疾患が進行しているのでしょうか。


弟は精神科に通院歴があったといいますが、完治しないまま通院をやめてしまった可能性がありますね。




心神喪失者等医療観察制度について

今回地検は心神喪失者等医療観察法に基づく審判を申し出たといいますが、この時点で明らかになっているのは
・弟は「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者」である
・弟は心神喪失と認定された
・不起訴処分となった

ということが確定しています。


厚生労働省のホームページによれば、心神喪失者等医療観察法は、こうした心神喪失等の状態の人間が、殺人や障害など、他人を傷つける行為をして逮捕されたにもかかわらず不起訴になったり無実になった場合に適用される法律とのこと。


今回北島さんの弟は、この法律が適用され、今後入院が必要かどうか、や適切な医療について裁判官と精神保健審判員(必要な学識経験を有する医師)が審判するということです。


出典



医師が「心神喪失」を決めるの?

地検が心神喪失者等医療観察制度を利用した時点で弟は「心神喪失」とみなされ不起訴になっているということですが、「心神喪失」と決めるのは医師でしょうか。


「心神喪失」かどうかまず簡易精神鑑定が行われるそうです。

この鑑定の目的は、心神喪失かどうか、つまり、責任能力に問えるかどうかを判断するもの。


この鑑定を行うのは精神科医ですが、それをもとに判断するのは裁判官なので、医師が決定するわけではないですね。



北島智子さんの弟が不起訴処分になったのは、弟は責任能力が問えないほど精神障害を患っているということではないでしょうか。


不起訴も残念ですが、それ以上に北島さんというおしい人材を失ってしまったことが残念です。


ここに、北島さんについてその人柄よく分かる記事を見つけたので紹介しておきますね。

忘れられないステージ4のがんを患った筆者への激励 弟に刺殺された厚生労働省幹部・北島智子さんをしのぶ(1/5ページ) - 産経ニュース忘れられないステージ4のがんを患った筆者への激励 弟に刺殺された厚生労働省幹部・北島智子さんをしのぶ(1/5ページ) – 産経ニュース


北島さんの冥福をお祈りします。



参考サイト:
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/sinsin/gaiyo.html
https://www.e-rapport.jp/law/other/observation_new/02.html
http://dnpa.s3.xrea.com/psy-incapable.htm