貴ノ岩が初場所休場。

暴行事件があったから休場は仕方ないのかな、と思っていましたが、2度めの全休となりました。


貴ノ岩



ここまでくると本当の理由はなんだろう、って気になりますよね。


日馬富士の暴行事件がまだ尾を引いているのでしょうか。

もしかしてこのまま引退?!



貴ノ岩休場について、貴乃花親方が見解を発表しましたが、それを読むとやっぱり貴ノ岩の休場理由は、暴行で受けた傷が影響しているようです。


親方の見解には、貴ノ岩が初場所を休場した理由や今後について説明されているので、それを参考にしながら貴ノ岩の休場理由と今後について見てみたいと思います。



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貴ノ岩の休場理由「慢性硬膜下血腫発症の危険性」

貴乃花親方は、1月17日、自身のメッセージを貴乃花部屋の公式サイトに公開しました。


貴乃花親方からのメッセージ┃貴乃花部屋 TAKANOHANA BEYA貴乃花親方からのメッセージ┃貴乃花部屋 TAKANOHANA BEYA



このメッセージの中で親方は、貴ノ岩が初場所を休場した理由を説明しています。


1月場所を休場しました貴ノ岩の状況について、
ここにご報告をさせて頂きます。
医師には、頭部外傷、頭皮裂創痕、右乳突蜂巣炎痕という診断を受けました。相撲を取る上で避けられない頭部打撲は、慢性硬膜下血腫発症の危険性を増すというご指摘です。
医師によると、受傷後約3か月程度は、頭部打撲を避ける必要があり、平成30年1月の就業は困難とのことですので、貴ノ岩の一月場所休場を決断いたしました。(引用



聞いただけでも痛そうです。


貴ノ岩の症状について、医学的な専門用語が並んでいてちょっとわかりづらいので、どんなものなのか調べてみました。


頭部外傷

転んだり殴られるといった外からの力で、頭部が傷つくことの総称。

脳は内側から、くも膜、硬膜、頭蓋骨、皮膚に覆われていますが、力の度合いによって

・皮膚が損傷する(たんこぶ)
・頭蓋骨を損傷する(陥没骨折)
・硬膜が損傷する(硬膜外血腫)
・くも膜が損傷する(くも膜下出血)
・脳が損傷する(脳挫傷)

というふうに、軽症から重症まであります。


頭皮裂創痕

頭皮が裂けてできた傷で、頭皮裂創痕はその痕になります。


右乳突蜂巣炎痕

乳突蜂巣は、中耳を形成している一部で、鼓室につながる蜂の巣のような空洞の部分を言います。


中耳炎はこの中耳で起きますが、中耳炎になると、この乳突蜂巣に膿がたまることも。


右乳突蜂巣炎痕は、乳突蜂巣に炎症があった痕ということですね。


頭皮裂創痕と右乳突蜂巣炎痕は痕なので、すでに治まっている状態と考えられますが、頭部外傷は、後遺症として残っているようです。

それが「慢性硬膜下血腫発症の危険性を増す」ことにつながっているための休場。


最低3ヶ月は頭部打撲を避けたほうがいいということなので、今後のことを考えると、今回の貴ノ岩の休場は仕方ないですね。




慢性硬膜下血腫とは?

親方の言う「慢性硬膜下血腫発症の危険性を増す」というのはなんとも深刻な響きがありますが、慢性硬膜下血腫とはいったいどいう症状なのでしょうか。


「脳神経外科疾患情報ページ」のサイトによりますと、慢性硬膜下血腫とは「頭部外傷後慢性期」と呼ばれる時期(通常1~2ヶ月)に、に「頭部の頭蓋骨の下にある脳を覆っている硬膜と脳との隙間に血(血腫)が貯まる病気」ということです。


血液が溜まって血腫になるまでに3週間から数カ月かかりますが、できた血腫が脳を圧迫すると

・歩行障害
・言語障害
・認知症
・頭痛
・片麻痺

といった症状を発症します。


慢性硬膜下血腫の症状は、軽度なものから重度のものまであり、血腫が大きくなると
・重度の意識障害
・昏睡状態
・呼吸障害

を引き起こし、死に至ることもあるとか!



貴ノ岩の傷は、深刻な病気発症の危険性と隣合わせだったんですね。


貴乃花親方のメッセージには、これまで検査治療を行ってきたとありますが、大事な頭に受けた傷ですし、いろいろな面で慎重にならざるを得なかったと思います。



貴ノ岩の今後「三月場所での土俵への復帰が目標」

初場所休場を決めた貴ノ岩ですが、貴乃花親方は現在3月場所を目指し、貴ノ岩もリハビリを始めたということで、少しずつ回復の兆しが見えているようですね。


ですが、もし3月場所も休場、となったらどうなるのでしょうか。



貴ノ岩は暴行事件をきっかけに、11月の九州場所を全休。
そのため東前頭8枚目だった番付が、東十両3枚目まで下がり、幕内から転落しました。


そして初場所も全休場となりましたが、相撲協会は特別救済措置として、3月場所に出場すれば十両最下位の西14枚目にとどめると決めています。


う~ん、さらなる降格。


とりあえず3月場所で復帰できれば幕内にとどまることができそうですが、そうでなければ幕下転落、という可能性もあるわけですね。



「相撲を続けたい、でも治療をしなければ」という葛藤が続きそうですね。


でも、私としてはしっかり直して未来につなげてほしいというのが本音です。



貴乃花親方のメッセージを読むと、貴ノ岩は今回のことをバネに、再び土俵で相撲を取る意思があると感じられます。

それに向けて必死でリハビリを続けていることでしょう。



にしても、相撲に支障が出るほど後遺症を負っているとは、本当に深刻ですね。


体だけではなく、心の傷も深そうですが、これをポジティブに受け止めて、乗り越えてほしいと思います。


強くなった貴ノ岩に再び土俵で会いたいですね。






参考サイト:
http://www.takanohana.net/
https://mainichi.jp/articles/20180118/k00/00e/050/194000c
http://www.sanspo.com/sports/news/20171226/sum17122608510002-n1.html
http://www.izumino.or.jp/sick/past/20151106_nerve58.html
http://www.sou-syou.com/ressou.shtml
https://medical.yahoo.co.jp/katei/310527000/?disid=310527000
https://square.umin.ac.jp/neuroinf/medical/307.html
http://www.horii-ent.jp/diseases/terms/ear.html