寝屋川で発生した柿元愛里さん(33)監禁事件。


実の娘を監禁し、死亡させたとして、会社員の柿元泰孝(55)と、妻の由加里(53)が逮捕されましたが、亡くなった愛里さんのことを思うと心が痛くなる事件ですよね。


そして、逮捕された柿元両容疑者が、起訴されました。





起訴された理由は監禁と保護責任者遺棄致死の罪。


相変わらず「療養のため」を繰り返し、起訴事実を認めていないという柿元両被告ですが、「はぁ~?」と聞き返したくなります。


というのも、愛里さんは部屋を自由に行き来でき、満足の行く食事を与えられ、ふかふかのベッドがある暖かな部屋で、静かに息を引き取ったのではありません。


家族から隔離され、常に監視され、暗く狭い部屋で親の食べ残した食事を与えられ、空腹と寒さの中で生涯を終えたのです。


ここまで聞いただけでげっそり来てしまうのですが、寝屋川事件でも特に不気味だと思うのは、柿元泰孝・由加里両被告の、愛里さんに対する徹底した監視。



愛里さんをどのように監視していたのか、なぜそれに不気味さを感じるのか、報道された情報をもとにまとめてみたいと思います。



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監視カメラ10台を設置




出典



寝屋川監禁事件で、まずぞっとしたのが、自宅の塀などに設置されていた監視カメラの数。


その数は10台とも十数台とも言われています。


それほど愛里さんは精神状態が良くなかったのか…


そうじゃないんです、だって設置されたこれらの監視カメラは愛里さんではなく、外に向けられて設置されていたのですから!


もちろん、愛里さんを監禁していた室内にも監視カメラは設置されていました。






そのカメラで柿元泰孝・由加里両被告は、愛里さんを監視し、記録していたんですね。


しかし外に向けられて設置された監視カメラは、通行人、敷地内など、自宅周辺を監視していたのです。

・我が子を監視カメラで随時監視
・周囲を監視カメラで随時監視
・監視カメラを何台も使って監視

この3つの点に被告たちの異常性を感じるのです。



愛里さんからはまったく密室



出典


愛里さんが監禁されていたプレハブ部屋は窓がなく、外側から施錠できる二重ドアという構造で、愛里さんからは絶対に外に出られないようになっていました。


ここまで自由と光を奪う必要があったのでしょうか。


柿元泰孝・由加里両被告は、愛里さんが「暴れたり奇声をあげるから」という理由でこのような部屋に監禁していたと供述しているようですが、どうしても信じられません。


発見されたときの愛里さんは身長145センチで体重19キロ。

ひどく衰弱していてとても暴れられるような状態ではなかったと推測されます。


また、大阪府警が監視カメラの記録などを調べても、愛里さんが暴れまわったりしている様子は確認できなかったそうです。


娘の監視映像15年超、暴れる様子なし…寝屋川 (読売新聞) - Yahoo!ニュース娘の監視映像15年超、暴れる様子なし…寝屋川 (読売新聞) – Yahoo!ニュース


ここまで閉じ込めて生活させる必要があったのでしょうか。


愛里さんからまったく自由を奪った部屋での監禁。


「療養」とは全くかけ離れてはいないでしょうか。



ここに異常さを感じます。



コミュニケーションをほとんど遮断

柿元泰孝・由加里両被告には、愛里さんのほか、愛里さんの妹がいますが、妹の証言によると、17、8歳のころから姉の姿を見ていないというのです。


【寝屋川監禁】「姉の姿を見なかった」妹説明 両親、家族の接触も遮断か - 産経WEST【寝屋川監禁】「姉の姿を見なかった」妹説明 両親、家族の接触も遮断か – 産経WEST


これも異常ですよね。


両親たちも愛里さんとほとんど接触することはなかったと見られています。

・風呂にはほとんどいれない
・常に監視カメラで監視
・話すときはスピーカー越し


ここまで愛里さんを隔離する必要があったのでしょうか。


由加里容疑者は、愛里さんが動かなくなったことを泰孝容疑者から知らされると、「通報したら愛里が離れて寂しくなるからもう少し待ってほしい」といったということです。


もし心からほんとうにそう思っていたら、暴れようが奇声をあげようが、常に自分のそばにおいて、一緒に寝たり抱きしめたりしてあげることはできなかったのでしょうか。


衰弱していく子供の様子を監視カメラで監視しているだけで、何をしようともしないって、愛情をかけていたとはとても思えません。


愛情云々よりも心の冷たさや不気味さしか感じられません。


 

おわりに

こんな異常ともいえる監視を愛里さんに対して15年にも渡って続けていた柿元泰孝被告と由加里被告。


2人は、なぜここまで愛里さんを徹底的に監視しなければならなかったのでしょうか。


私は報道でしか事件の内容を知ることはできないので、ここからは憶測の域を超えませんが、「精神病の子供がいるということを隠したい」という気持ちが強かったのではないでしょうか。


「隠したい」という気持ちの裏には

「精神病の子を持つ親と思われたくない」
「子供が普通じゃなくて恥ずかしい」
「世間から違った目で見られたくない」

といったいろんな気持ちが入り混じっていると思いますが、こうした「隠したい」という強い気持ちが愛里さん絶対隔離につながったのかもしれません。


愛里さんの存在が気づかれないように、絶対に外に出られないように閉じ込め、家族からも遮断し、でも何かあったときに「自分たちがヤバイ」ので監視。



逮捕された両親は、愛里さんの監禁を「故意ではなく療養のため」と繰り返していますよね。


異常な監視にしても、この自己弁護とも取れる発言にしても、「自分たちが一番大事」感しかありません。


本当に子供を軸にした療養だったら、子供に人間以下の生活を強いることなく、もっと他の方法を選択していたはず。



ある捜査幹部は、現場を見て
「遺体は骨と皮だけ。ひどすぎる」と、漏らしたそうです。


【寝屋川監禁】「隔絶空間」で何が…突如消息を絶った真面目な小6少女(1/2ページ) - 産経WEST【寝屋川監禁】「隔絶空間」で何が…突如消息を絶った真面目な小6少女(1/2ページ) – 産経WEST


そんな状態の我が子を目の前にして「自分たちの療養はうまく言っています」と、人に言えるだろうか。


もし、心の底からそれを言っていたとしたら、この両親は、心底異常だと思います。



「監視を徹底するより、子供の身になって行動してほしかった」

この一言につきますね。



今回は、ということでした!




参考サイト:
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/12/28/kiji/20171227s00042000323000c.html
http://www.sankei.com/west/news/171228/wst1712280015-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/180104/wst1801040012-n1.html
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180125-00010001-asahibcv-l27
http://www.sankei.com/west/news/180124/wst1801240081-n1.html