春日野部屋で過去に起きた暴行事件で、被害者だった男性がメディアに向かって声を上げました。

事件が起きたのは、2014年9月とかなり前のことなんですよね。


ここで公表するということは、何か心の中で言いたいことが溜まりに溜まっていたんだと思います。


春日野部屋で起きた事件の被害者



春日野部屋で起きた暴行事件の被害者のインタビューと、春日野親方の会見についてニュースになっていますね。


会見での春日野親方の発言についていろいろとツッコミが入っていますが

「当事者が辞めてしまっているため、今更何も言う必要はない」といったような親方の言動がひっかかるんですよね~。


確かに加害者の元力士も矢作さんも引退していますし、加害者には判決が下され、同じく刑事告訴された春日野親方も不起訴処分になっています。


でも本当に、ほんとうの意味で終わってるの?



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春日野部屋暴行事件の背景

報道によりますと、事件は2014年9月、当時春日野部屋に所属していた力士間で発生しました。

加害者の兄弟子(一部ネットでは名前が出ているけど、曖昧なのでここでは伏せます)が、弟弟子である矢作嵐さんの顔を2発殴ったんですね。


殴られた矢作さんはなんと顎の骨を折る全治1年6ヶ月重症を負い、味覚消失との診断を受けました。


矢作嵐さん
出典


事件のその後は次の通り。

・兄弟子は傷害の疑いで書類送検
・兄弟子が傷害罪で告訴される(2014年10月)
・春日野親方が保護責任者遺棄容疑で告訴される(2014年10月)
・兄弟子が懲役3年執行猶予4年の有罪判決を受ける(2016年)
・春日野親方は不起訴処分となる
・兄弟子と春日野親方を相手取り、矢作さんが損害賠償を求めて提訴(2016年3月)


起訴された兄弟子は書類送検された時期に引退。

矢作さんも、暴行による怪我がもとで各界を去っています。



春日野親方「もう辞めてますから」


春日野親方
出典


この暴行事件が明るみになったのがつい最近で、「なぜ公表しなかった?」というのが問題になっています。


春日野親方によると、暴行事件が発生したときに
・北の湖理事長(当時)
・貴乃花危機管理部長(当時)
・宗像紀夫危機管理委員長(当時)

に、数日経ってから報告しました。


春日野親方にしてみれば、「言ったからあとは協会まかせ」だったのでしょうか。


相撲協会はその後事件を公表することはありませんでしたし、春日野親方自身も事件については触れることはありませんでした。

事件が明るみになるまでは。



事件が公になって相撲協会の担当者は「個人情報の観点から取り立てて公表するものではない」と説明しますし

春日野親方は「やめた人がしたこと今更公表する必要あるの?」という口ぶり。


相撲協会にしても、春日野親方にしても、加害者は引退した人だから公表する必要はない、という考えなんですね。


やめたから言わなくてもいい、ってどういうことなんだろう?



やっぱりちょっとおかしいですよね。


仮に傷害事件ではなく殺人事件だったとしても「辞めた人がやったから」って公表しないのでしょうか。


事件に発展しているわけですし、内輪では済まされないでしょう。

それをなんとか済まそうとしているのが相撲協会。そこに一般社会とのズレがありますよね。



被害者男性「春日野親方は隠蔽している」

インタビューで被害者男性が、事件後の春日野親方や相撲協会の行動について語っています。





要約するとこうです:
・協会側も親方も動いてくれなかった
・矢作さんの引退理由を「糖尿病が悪化した」ということにした
・隠蔽目的で矢作さんを整体に連れて行った
・広報部長の立場で「自分の部屋には暴行はない」といっている


春日野親方は、「隠蔽するつもりはない」と、隠蔽を否定していますが、やっぱりこれはどう考えても無理がありますよね。


「聞かれるまで言わない」のレベルじゃないですからね。


時津風部屋で起きた力士暴行死事件(2007年)から、再発防止を誓った相撲協会ですが
・隠蔽体制
・暴力容認
・身内にすごく甘い

がはびこってる限りまた再発しそうですよね。


各界を守るためにこういう体制を敷いているとしたら、考え直したほうがいいかも。


たとえ相撲に憧れても、こういう現実があると知ると、入門を躊躇する才能も出てきますからね。



おわりに

今回の春日野部屋暴行事件が明るみになったことで、スポーツ庁が動きましたね。


スポーツ庁
出典


これが何か変わるきっかけになるといいですが、どうでしょうか。


相撲は日本の国技。


でも、「隠蔽」が日本の国技となってほしくありません。


各界の不祥事に関するニュースを読むと、どうしても常識とのズレを感じてしまうのですが、今回もそうでした。


春日野親方の「終わったことにしたい」感は、本当に違和感があります。



今回は、ということでした!



参考サイト:
https://news.infoseek.co.jp/article/20180126hochi157/
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201801260000004.html
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/01/25/kiji/20180125s00005000016000c.html
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180126-00000001-nnn-soci
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180126-00000043-spnannex-spo
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180125-00000016-jct-ent