英国イングランド南西部ソールズベリーで、意識不明の男女が発見されました。

男女は、ショッピングセンターの外にあるベンチで倒れているような状態だったということです。

ロシアスパイ 暗殺 ソールズベリー



英警察によりますと、この2人は

ロシアの元スパイ、セルゲイ・スクリパリさん(66)
娘のユリアさん(33)


2人には神経剤が使用され、病院に搬送されました。

また、通報を受けて現場に一番はじめに到着した男性警察官も重症を負い、病院に搬送されたということです。



ロシアの元スパイが神経剤で意識不明。


これは暗殺では?!


と、どうしても思ってしまいますよね。


さらに、スクリパリさんの家族は不審死を遂げていたという噂もあり、ますます疑惑が深まるのですが、どうなのでしょうか。



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スクリパリさんの経歴


セルゲイ・スクリパリ大佐
出典


セルゲイ・スクリパリ(Sergei Skripal)さんは、1951年6月23日生まれ。

1999年までロシア連邦軍参謀本部情報総局大佐を務めていました。

2003年までロシアの外務省に勤務。


この間にイギリスに情報を提供するスパイ活動を行っていたと言われています。


ロシア連邦保安庁(FSB)は、2004年にスクリパリさんをスパイ容疑で逮捕。

スクリパリ 逮捕
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スクリパリさんには、「ルイヴィトンバッグを持つスパイ」というニックネームが付いていました。

これは、逮捕される直前、スクリパリさんがハンドラー(調教師、エージェント管理者)と会うため現れた時、大きなルイビトンのバッグを持っていたからとのこと。

ルイヴィトンバッグを持つスパイ
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取り調べでスクリパリさんは、ロシアとイギリスの二重スパイであることを認め
2006年、スクリパリさんは禁錮年の判決を受け服役します。

スクリパリ 服役
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しかし2010年にロシアとアメリカとの間でスパイ交換が行われた際、アメリカ側に引き渡されます。


ちなみにこの時ロシア側に引き渡されたスパイの中には、あの「美しすぎるロシアスパイ」として注目された、アンナ・チャップマンさんがいます。

アンナ・チャップマン
出典



なつかしいですね。


スパイからモデルに華麗に転身しましたが、今回の事件発生でまた注目を集めそうですね。



身柄引き渡し後スクリパリさんはイギリスに亡命し、ソールズベリーに居を構え妻と暮らしていました。



今回スクリパリさんと一緒に意識不明で見つかったのは、娘のユリアさんですが、スクリパリさんには


息子

がいました。


調べてみると、なんとどちらもすでに亡くなっていたんです。



スクリパリさん一家の不可解な死

娘以外の家族がすでに亡くなっていたとは。


スクリパリさんの妻は、イギリスに亡命して間もない2012年、事故死(表向きは子宮がんのためとの報道も)
スクリパリさんの息子はロシアのサンクトペテルスブルグで2017年事故死(表向きは肝臓病によるとの報道も)


と、不審死がささやかれています。


一部の報道では、スクリパリさん夫妻には2人の息子がいて、事故死した息子の他に、不審死を遂げた息子もいるとありました。


でも、ほとんどのメディアが息子は一人と報道しているので、ここでは一人にしておきますね。



もしかしたらたまたま事故や病気で家族を失ってしまったのかもしれませんが
スクリパリさんが元スパイとなると、やっぱり「何か」があると思ってしまいますよね。


スクリパリさんは奥さんを亡くした時、自分も命が狙われているのでは、と、身の危険を感じていたようです。



2人の死は、病没と信じる人もいれば、「いや、あれは事故死だ」と主張する人もいるので、なおさら謎が残ります。


スパイはスクリパリさんだったわけで、家族は何も関係ない。
もし、スクリパリさんのしたことが原因だったら本人だけ狙えばいいのに。

もし、誰かが家族に手をかけたとしたら、無言の圧力をスクリパリさんにかけるためだったのでしょうか。


事故死かもしれないのに死因は病死になっている
家族が相次いで事故死

う~ん、怪しいな。



スクリパリさんは暗殺者に狙われていた?

ロシア人で、プーチン政権に批判的だったアレクサンドル・リトビネンコさんは、2006年ロンドンで毒殺されました。


ロシアは関与を否定していますが、英国側は、容疑者を特定、殺害計画はプーチン大統領も知っている可能性があるとの立場を取っています。

アレクサンドル・リトビネンコ - Wikipediaアレクサンドル・リトビネンコ – Wikipedia 


スクリパリさんもロシアにとっては反逆者。

しかも、神経剤という毒薬を使って襲われたので、暗殺の線が濃いですよね。


現段階では、ロシアは事件の関与を強く否定、要請があれば捜査協力するという姿勢を示しています。


これもリトビネンコさんが死亡したときと同じような態度!


ロシアが関与している・していないにしろ「はい、暗殺です」なんて認めるわけ無いと思いますが。


ロシアではスクリパリさんに対する「裏切り者」という声は依然高かったようですし、イギリスに協力したスクリパリさんを攻撃することで、外交的な圧力をかけるロシアの狙いもあるのでは、という声もあります。

スクリパリさんのように、国家に反逆的な者を「消す」というのは正しい行為とみなされる風潮がロシアにはあるようなので、国家の結束を高める、反対分子に圧力をかける、ということもあるかもしれません。


て、なんか結局「暗殺」に結びついているような(汗)


決定的な確証はありませんが、「暗殺では?」という疑問は拭えませんね。


ということで
スクリパリさんが暗殺のターゲットにされていたどうか
スクリパリさんの家族は不審死では

という疑問は、現時点では確証なないけど、極めてその可能性が高い、ということがわかりました。


イギリスのボリス・ジョンソン外相は、事件発生を受け、強い態度で解決に臨む姿勢を占めていします。

事件の背景が明らかになるといいなと思います。



今回は、ということでした!



参考サイト:
https://www.theguardian.com/uk-news/2018/mar/08/russian-spy-condition-of-police-officer-who-helped-sergei-skripal-improves
http://www.independent.co.uk/voices/sergei-skripa-poisoning-russia-spy-death-uk-moscow-warning-putin-a8242096.html
https://en.wikipedia.org/wiki/Sergei_Skripal
http://www.dailymail.co.uk/news/article-5468291/Mysterious-deaths-Sergei-Skripals-wife-son.html
http://www.dailymail.co.uk/news/article-5465365/How-Sergei-Skripal-narrowly-avoided-execution.html
http://www.bbc.com/japanese/43326374
http://www.afpbb.com/articles/-/3166259
http://www.sankei.com/world/news/180308/wor1803080014-n1.html