イギリスが決定したロシア外交官追放ですが、これがとんでもなく広がりを見せています!


ロシア外交官追放




イギリスが在英ロシア外交官23人を追放しましたが

その後「うちらも!」というように、アメリカやEU加盟国が続々とロシア外交官追放を決定。


なんという急展開!


私もそうですが、メイ首相も「まさかここまで急ピッチで」と予想していなかったのではないでしょうか。


ここまで何がどうなってるのか、時系列でまとめてみたいと思います。


そして、できるだけわかりやすいように画像や最新情報などを参考に説明していきますね。



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イギリスが在英ロシア外交官を追放!


イギリス ロシア外交官追放
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イギリスが在英ロシア外交官23人追放をすると発表したのが2018年3月14日。


この措置は、「1度の国外退去処分としては過去約30年間で最大規模」と言われるほどの強行措置ですが、きっかけとなったのが3月4日に英南西部ソールズベリーで発生した、元ロシアスパイ暗殺未遂事件でした。


事件の被害者でロシア人のセルゲイ・スクリパリ氏は、ロシアと英国の元二重スパイ。

スクリパリ氏は、ロシアから訪れた娘のユリアさんとともに、「ノヴィチョク」という神経剤で攻撃されたのです。


この事件について詳しく知りたいならこちらの記事を参考に。

ロシア元スパイ、スクリパリ氏は暗殺のターゲット?家族も不審死の疑いが | ええっ!?ジャーナルロシア元スパイ、スクリパリ氏は暗殺のターゲット?家族も不審死の疑いが | ええっ!?ジャーナル 


イギリスは、ロシアが開発した、軍事レベルの神経剤が使われたことなどから、ロシア政府の関与が限りなく高いと判断、今回のロシア外交官追放に至ったわけです。


事件後のイギリス政府の対応などについてはこちらの記事を。

イギリス、ロシアスパイ事件で外交問題に発展!ロシアの関与が濃厚と判断? | ええっ!?ジャーナルイギリス、ロシアスパイ事件で外交問題に発展!ロシアの関与が濃厚と判断? | ええっ!?ジャーナル 



ロシア政府は事件の関与を否定するとともに、イギリス政府の強行措置に大反発。

「売られた喧嘩は買うぜ!」といった勢いで、ロシア政府もイギリス外交官23人の追放を決定しました。


人数までそっくり、って偶然なのだろうか。


「そっちが23人だったらこっちもだ!」だとしたら、子供の喧嘩のようですね(汗)



アメリカ、EU諸国が次々に外交官追放を決定


アメリカやEU諸国がロシア外交官追放決定
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ロシアに対する強硬姿勢を示すイギリス政府に、アメリカやEU諸国が連携を表明。


そして、これらの国は、連携を表明したどころか、次々とロシア外交官追放を発表したのです!


毎日ニュースを追っていけばわかりますが、その数はどんどん増えていきました。


BBCニュースによりますと、3月27日時点でロシア外交官を追放すると発表した国は27カ国、追放対象のロシア外交官は140名以上にもなります!



※クリックで拡大
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紫色の丸は、各国の追放する外交官の数。


アメリカは60人にも及びます!

内訳は
・在米ロシア大使館から48人
・ニューヨークの国際連合から12人

とのこと。

また、アメリカは、シアトルにあるロシア領事館に閉鎖命令を出しました。


ちなみにオレンジ色の丸は、ロシアが追放した外交官の数になります。


今の所ロシアはイギリスのみ実施したようですね。



NATOも追放を表明


NATO ロシア人外交官追放決定
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2018年3月27日、NATO(北大西洋条約機構)もロシア外交官7名の追放を発表しました。

対象となったのは、NATOロシア代表部に所属する外交官。

さらに、NATOのストルテンベルグ事務総長は、着任拒否している3名のロシア人スタッフも追放する意向を示していて、トータルで10名となるようです。



ということで、これまで追放が決まったロシア人外交官の数です。

アメリカ 60人
イギリス 23人
ウクライナ 13人
NATO 10人
フランス 4人
ドイツ 4人
ポーランド 4人
カナダ 4人
チェコ共和国 3人
リトアニア 3人
モルドバ 3人
デンマーク 2人
オランダ 2人
イタリア 2人
スペイン 2人
アルバニア 2人
オーストラリア 2人
エストニア 1人
クロアチア 1人
フィンランド 1人
ハンガリー 1人
ラトビア 1人
ルーマニア 1人
スウェーデン 1人
ノルウェー 1人
マケドニア 1人
アイルランド 1人
ベルギー 1人




ロシアを懸念している国

ロシア外交官追放まではいきませんが、スクリパリ氏の事件を受けて、ロシアに対し懸念を示している国も出てきました。

○オーストリア・・・事件を糾弾、イギリス支持
○ポルトガル・・・事件を糾弾、イギリス支持
○ギリシャ・・・事件を糾弾、イギリス支持
○ニュージーランド・・・事件を糾弾、イギリス支持
○アイスランド・・・ロシア高官レベルでの外交交渉取りやめと、ワールドカップに首相欠席



とまあ、他国を巻き込み、さらには外交にも大きく影響を与える問題にまで発展してきています。


ロシアは、こうした措置に対抗する意欲満々ということですが、多くの国がここまでするということは、ロシアに対して以前から懸念材料があったと考えられます。


ロシア人が海外で変死したというのは、今に始まったことじゃありませんからね。


それに、こういう不可解な事件は、必ずと言っていいほどうやむやになってしまっていますし。


今回イギリスで発生した事件は、スクリパリ氏とユリアさん以外にも、イギリス市民が巻き込まれました。
もしかしたらもっと被害者が出て、大惨事になる可能性もあったわけです。


そう考えたら、イギリス政府の措置は妥当だと思います。


ロシア人外交官追放巡っては、本当に事態が急展開していますよね。


今後の外交はどうなるのでしょうか。


まだまだ目が離せません。



今回は、ということでした!



参考サイト
http://www.bbc.com/japanese/43551114
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180327/k10011380591000.html

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-43550938
https://www.theguardian.com/world/2018/mar/27/new-zealand-expel-russian-spies-cant-find-any