財務省が森友文書の書き換えを認めてから、メディアの報道が一層激化しています。




あってはならないことが起こった。

と、メディアを始め専門家、政治家、一般の人たちから、怒りとも呆れとも取れる声が聞こえていますね。


1つではなく、14もの決裁書が書き換えられていたわけですから、もう「え~っ!?」という言葉しか出ません。



書き換えは大問題!

公文書書き換えするなんて最低

財務省解体ー

安倍内閣解体ー

麻生やめろー

安倍やめろー



え、ちょっと待って!


不祥事起こしたからやめろって言う発想は簡単だけど、それで問題解決できるの?


書き換えたことは問題。


でも、一体何が問題なの?



報道やメディアで報じられてる情報や専門家の意見などから、書き換え問題の一番の問題は何か調べてみたら、でてくるわでてくるわ。


「森友文書書換問題」じゃなくて、「森友文書書換問題だらけ」って言ったほうがいいかもしれない。



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財務省の書き換えとは?




今回話題になっているのは、財務省が森友文書と呼ばれる決裁書を、書き換えたということです。


2018年3月2日に朝日新聞が疑惑を報じ、後日財務省が書き換えを認めたことで今回の騒ぎに発展しました。


朝日新聞の報道から財務省が認めるまでいろいろあったので、時系列でまとめてみました。知りた人はチェックしてみてください。

書き換え問題が止まらない!森友文書、朝日新聞が報じてから時系列でチェック | ええっ!?ジャーナル書き換え問題が止まらない!森友文書、朝日新聞が報じてから時系列でチェック | ええっ!?ジャーナル 


書き換えたことが問題、と言われているんですが、まず第1に挙げられるのが、「公文書が書き換えられた事自体が問題」という点。



公文書が書き換えられたから問題


朝日新聞決裁書書換報道
出典


財務省が書き換えたとされる森友文書は、森友学園と土地売買の契約などを交わすために財務省が作成した公文書。

つまり、個人的に書いたものではなく、国が作成した文書です。


公文書が嘘だったら信じるものはない、というくらい、間違いがあってはならない大事な大事な文書。


だから、それが書き換えられたというのは信頼性を失う、大変なことになるわけです。



そんな大事な公文書を書き換えたらもちろん罪に問われます。

公文書を書き換えたり改ざんするということは公文書偽造罪の対象になるので、「問題だ~!」となるわけですね。


「公文書偽造の罪」は、刑法第17章「文書偽造の罪」の155条で規定されていて
公文書の文章や図画などを変造した場合、1年以上10年以下の懲役に処されます。

公文書偽造罪について詳しくはこちらで。

公文書偽造等罪公文書偽造等罪 


今回財務省が書き換えたのは、決裁書という公文書なので、法に抵触するかもという問題が浮上しています。




リスクがあるとわかってる、しかも決裁後にできてしまうのが問題



出典


元官僚で現在は経済学者として活躍されてる高橋洋一さんによれば、公文書を書き換えたら罰せられるリスクがある、というのは政府機関内ではかなり浸透しているということです。

筆者の役人経験のなかでも、「書き換え」についてはほとんど聞いたことがない。たった1回であるが、筆者の仕事の関係で、別の省庁とやり取りする中で、対外的な連絡文書において、省庁間での合意事項に反することが書かれていたことがあった。調べてみると、筆者がやりとりをしていた省庁の担当者が苦し紛れに書いたものだったことが分かった。

こちらから「書き換え」があったことを相手省庁の幹部に申し入れると、その幹部は「あやうく虚偽公文書作成等の罪になるところだった」と筆者に感謝を示したうえで、すぐに適切に対応した。そのくらい、公務員の間では公文書の改ざんはマズいこと、と認識されているのだ。(引用



ひえ~、それほどまでに!

そんな「ありえないこと」が起きてしまったのですから、「書き換えることができてしまった」が問題になります。



麻生太郎財務相は、財務省が書き換えを認めた後に開かれた記者会見で

書き換えが行われたという点が問題なんです。決裁文書が起きた後に書き換えているのが問題なんだと思います。(引用


と、記者の質問に答えています。


書き換えも問題だけど、決裁文書作成後に起こったら更に問題ですよね。


たとえ
・麻生財務相が書き換えの事実を知っていた
・麻生財務相が全く知らないところで書き換えが行われていた
・保管中に誰かが文書を差し替えた

どれをとっても問題じゃないですか??


公文書偽造罪になるリスクを十分承知している中で、しかも作成された後に書き換えられた


こんな大きな問題が、財務省の書き換えで発生していました。



公文書書き換え→内閣総辞職と短絡的になるのが問題


書き換え問題 野党
出典


確かに公文書書き換えはあってはならないことで、大変な問題です。

あ、でも前にもやった人いたっけ。

官僚の文書「書き換え」疑惑に“前例” 民主政権時代に発覚も「減給処分」のみ(夕刊フジ) - goo ニュース官僚の文書「書き換え」疑惑に“前例” 民主政権時代に発覚も「減給処分」のみ(夕刊フジ) – goo ニュース 


担当職員は減給処分、当時の長妻昭厚労相は、謝罪で終わり。

引責辞任もなかったし、野党がギャーギャー騒ぐこともありませんでしたね。


ところが今回は佐川氏の辞任に引き続き、野党は麻生さんや安倍さんの辞任を迫っています。


再び書き換え問題が起きてしまったので、これは人が変わっても将来起きる可能性がありませんか?

だから問題解決に辞任とかって問題の視点がずれていると思います。



麻生財務相が指摘したように、「決裁文書が決裁後に書き換えられた」ことが問題、つまり公文書の取扱に問題があるんだと思います。

公文書の取扱については、その危機管理が指摘されています。





紙媒体は簡単に文書の差し替えができる、って怖いですね。


なので、原氏が指摘する問題が改善なければ、これからも公文書の書き換えや差し替えが行われる可能性がとても高いです。


「内閣総辞職!」と騒いでいると、この問題点がかすんでしまうので、それが問題だと思う!







政治は内政だけでなく外政もあります。


ほら、早速影響出てる。

麻生財務相、G20欠席の公算 国会の了承不透明で=政府・与党筋 (ロイター) - Yahoo!ニュース麻生財務相、G20欠席の公算 国会の了承不透明で=政府・与党筋 (ロイター) – Yahoo!ニュース 


国益考えたらね、やっぱり内閣打倒なんて言ってらんないんですよ。


政治が進まない。


これもすごい問題だと思う。


書き換え=内閣総辞職


になると、たくさん問題が出てきますね(汗)



国民の信頼を失ってしまったから問題


書換問題から出た安倍内閣の課題

財務省は森友文書の書き換えを認めたものの

いつ
どこで
誰が
なんのために

やったのか、という部分が不透明ですよね。


メディアは、「昭恵夫人」らの名前がすべて削除されていると騒いでいますが、削除された部分は別に「削除しなくてもいいんじゃない?」っていう部分ですし
(たとえば昭恵夫人が涙を流した…とかっていう下り、以前報道されましたよね?日本に住んでない私ですら知ってる)


書き換えられた部分を詳しく知りたい、というならこちらをチェックしよう。

「森友」文書 書き換え 財務省の調査結果 全文書掲載|NHK NEWS WEB「森友」文書 書き換え 財務省の調査結果 全文書掲載|NHK NEWS WEB 



麻生さんも財務省全体が関与しているということは否定しています。

でも、公文書が政府機関によって書き換えられたということは事実ですから、政府は国民の信頼を失ったことは間違いないです。


信頼を失うというのは政権にとって大きな痛手ですし、政治運営上問題ですよね。





なぜ書き換えが起こったのか、国民が納得する説明をしてほしいですね、全く。



おわりに

財務省の森友文書書き換えでは、問題はシンプルではない、ということがわかりました。


書き換えは法的に問題がある
公文書が書き換えられる可能性があることが問題
公文書の取扱がしっかりできていないことが問題
書き換えが倒閣の口実になるから問題
書き換えで国民の信頼を失ったのが問題


本当に書き換えは問題がたくさんある!



どれが一番まずいかな、公文書が書き換えられてしまう「スキ」があるというのが問題だと思います。

これを改善しないと、今後も公文書を巡って深刻な問題が起きる可能性ありますからね。


そして、こちら側の問題としては、怒りで熱くなって根本的な問題を見失うことではないでしょうか。


メディアも、昭恵夫人の名前を見出しに使ったりして印象操作を行おうとしている媒体もあるほど、報道の仕方にはばらつきがあるので、怒りに任せて報道に流されないように気をつけていかないと。


財務省による森友文書書き換え問題については、現在地検が捜査を進めているということなので、冷静に過程を見守っていきたいと思います。



今回は、ということでした!



参考サイト:
「森友決裁文書書き換え問題」は“2つの可能性”を区別することが必要
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1803080009.html
https://logmi.jp/273391
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54700
https://kotobank.jp/word/%E5%85%AC%E6%96%87%E6%9B%B8-497352
https://www.huffingtonpost.jp/2018/03/12/moroito-academy-document_a_23382978/