蔵王山が噴火するかも?!


このニュースにはドキッとしましたよね。

だって、この前草津白根山で噴火があったばかりですし、なんかもう、どの火山が噴火を起こしても仕方ないな、って思ってしまいますよね。




草津白根山は、噴火が予測できていなかった場所から噴火があったため、今回の蔵王山でも

「もしかして意外なところから…」と思うと、余計不安にも駆られます。


蔵王山の噴火警戒レベルは、現在2に引き上げられました。


蔵王山にはスキー場や温泉など、観光施設がいっぱいあるけど、噴火の可能性があるので、足が遠のきそうですよね。


でも、蔵王スキー場などは噴火に関係なく、通常通り観光には影響ないよう。


念のため観光はやめよう、というのもひとつの選択ですが、
起きるかどうかまだわからない噴火を恐れて毎日不安になったり、楽しみたいことやめるってどうなんだろう~。


・蔵王山噴火警報レベルや噴火警報について
・もしかしたら恐怖煽られすぎ?!

ということについて調べ、思ったことを書いてみようと思います。



スポンサードリンク



蔵王山の噴火警報レベルが2に

2018年1月30日、仙台管区気象台は、「蔵王山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)」を発表しました。

宮城県と山形県の県境にある蔵王山で、火山性地震(火山やその付近で発生する地震のこと)や火山性微動(火山に数十秒から数時間続く振動のこと)が観測されたんですね。


噴火警報レベル2になったことで

「想定火口域(馬の背カルデラ)から概ね1.2kmの範囲」が避難勧告区域になりました。


※クリックで拡大
出典


「馬の背カルデラ」は、御釜にある爆発火口のことで、避難勧告区域は噴火した場合、隕石が飛んでくる可能性があるとされています。


こちらが御釜。


出典



きれいですね~。


噴火するなんて、あまり想像できないような自然の美しさです。



2月2日現在気象庁から出されている警戒は以下の通り。


出典


・御釜付近には近づけない
・避難勧告区域が設定されている
・隕石や噴火に注意する

と、「危険なところには入らないでね、そして噴火に気をつけてね」といったところでしょうか。


草津白根山は、噴火レベル1→レベル2→レベル3と引き上げられ、噴火しましたよね。


蔵王山もこのまま活動が活発になればレベル3になる可能性もあります。


気象庁が公開している、これまでの蔵王山の火山性微動と火山性地震の回数(速報値を含む)。


出典



噴火警報レベルが引き上げられてから、毎日活動が認められていますね。


こういうデータを目の当たりにすると、噴火には十分気をつけたほうがいいなと思います。



噴火で過剰反応しすぎてない?!と思うこと

すべての噴火が予測できるわけではないし、実際に草津白根山でも、ほぼノーマークだった本白根山から噴火しましたよね。


なので、蔵王山の噴火も、もしかしたら…と考えるのは自然の流れ。



蔵王山にはスキー場や温泉など、観光施設がたくさん集まっています。


「この冬は蔵王山でスキー!」と、心待ちにしていた人もいるでしょう。


でも、噴火の可能性が出てくると、蔵王山へ行くのは遠慮してしまいますよね。


「今シーズン、蔵王山は遠慮するか」というのも一つの選択ですが、ここでひとつ、地元で無視できない問題が起こってますが、それが風評被害。



蔵王山付近には、蔵王温泉や蔵王ライン、蔵王スキー場などがありますが、ここにある観光施設は、想定火口域からおよそ5~6km離れています。


また、想定火口域と観光施設エリアの間には、熊野岳と地蔵山という2つの大きな山がそびえ立っています。


現在
・蔵王高原坊平
・蔵王坊平アスリートヴィレッジ
・坊平ペンション村
・蔵王ライザワールド
・蔵王温泉スキー場


などは、警戒範囲内でも避難勧告区域でもありません。



出典



なので、仮に噴火が起きたとしても、安全を保てることができるとしているのですが、現在ではキャンセルや問い合わせ街相次いでいるんですね。




蔵王山の噴火警報レベルは過去にも引き上げられていた

蔵王山はの噴火警報レベルが引き上げられたのは、今回が初めてではなく、過去にもありました。


2015年4月に蔵王山は噴火警報レベル2に引き上げられますが、「風評被害では?!」と思われるほど地元の異様な反応を伝える記事がこちら。


“噴火なき風評”に見る幾つかの種 ( 火山活動 ) - 気象・歳時・防災 コラム - Yahoo!ブログ“噴火なき風評”に見る幾つかの種 ( 火山活動 ) – 気象・歳時・防災 コラム – Yahoo!ブログ



結局噴火はありませんでしたが、噴火警報が引き上げられたことでキャンセルで休業や廃業を余儀なくされるお店も出るほど、地元では深刻な問題に直面していたのです!


記事が伝える

・警報の「発令」が乱発されている
・「避難勧告メール」を「発令」したことで、蔵王スキー場利用客が一時パニック状態になった


というところが、「ちょっと行き過ぎでは…」と思える点です


記事を書いた方は「発令」をよく考えずに使いすぎていると指摘されていますが、「発令」になると、命令とか指示に近いですよね。


そうすると、びくりしたり、慌てたり、不安になったり、オロオロするのは当たり前。


でも、今回もそうですが、気象庁は「発令」ではなく警報を「発表」しているんです。


「蔵王山は今こんな状態ですよ、注意してくださいね」と。


「噴火の可能性がある、全員避難!」と、指示しているわけではありません。



蔵王山が噴火するかも、ということで、ただでさえ不安になるのに、警報に対しての過剰な対応は、かえって不安を煽ってしまいます。



健康で、どこも悪くない人が、会う人会う人に

「あれ?顔色悪い、絶対にどこか具合悪いよ!」と、言われ続けたら、

「え?そう?気のせいだよ」と始めは思っていても、言われ続けるうちにだんだんと「ヤバイ、本当に具合悪くなってきた」と、なってしまうように、過剰な心配や不安は、そこに住む人にとっても、観光を満喫しようとする人にとっても、いいことはありません。




おわりに

蔵王山が火山活動を活発にさせていて、噴火の可能性があるというのは事実です。


なので、どんな状況になっているのか事実は隠さずに情報を伝えてほしいです。



地元でも、正確な情報を伝えようという動きが出ているようです。

警戒レベル2の蔵王山 火山活動高まる…備えは!? 観光客を呼び戻すため正しい情報発信を〈宮城〉 (仙台放送) - Yahoo!ニュース警戒レベル2の蔵王山 火山活動高まる…備えは!? 観光客を呼び戻すため正しい情報発信を〈宮城〉 (仙台放送) – Yahoo!ニュース


<蔵王山>噴火警戒レベル2 山形の観光協、風評防止へ情報発信徹底 | 河北新報オンラインニュース<蔵王山>噴火警戒レベル2 山形の観光協、風評防止へ情報発信徹底 | 河北新報オンラインニュース


これはいいと思います。

へたに不安になりすぎるより、正確な情報を伝えることで、適切な対応ができますからね。


そして、その情報をどう受け止めるかは私達一人ひとりの自由。


下手に不安を煽ったり、過剰に反応したりするのは考えものですよね。


噴火といった非常時の情報を聞くと、パニックになりそうですが、できるだけ正確に情報を理解しようとするのがいいかもしれませんね、私たちは。



取り越し苦労はしたくないもんね。



今回は、ということでした!



参考サイト:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%94%B5%E7%8E%8B%E9%80%A3%E5%B3%B0#%E5%99%B4%E7%81%AB%E6%B4%BB%E5%8B%95
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/212.html
https://blogs.yahoo.co.jp/otenki_bosai/63360798.html?__ysp=6JS1546L5bGxIOeBq%2BWPoyDjgYTjgY%2FjgaQ%3D
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180202-00010005-oxv-l04