「中国産うなぎ」というと、何を連想しますか?
「ヤバそう」
「別に大丈夫だと思う」
「安全性が心配」
「できれば国産がいい」
色々あると思います。
私はどちらかと言うと気にしないほうなんですけど、「中国産の…」といわれると、食欲が半減します。
中国産のうなぎは、安全性を考えたら絶対食べないほうがいい!
ある意味正解だと思います。
でも、本当に全てが安全性に欠けるのでしょうか。
劇薬を使用している可能性がある
2005年に、中国産のうなぎから、劇薬が検出されたと話題になりましたね。
これは、合成抗菌剤マラカイトグリーンのことで、発がん性が指摘されている薬品です。
大量飼育でうなぎの病気を防ぐことが目的で使用されていたということですが、マラカイトグリーンを使用したうなぎは日本にも輸出されていました。
中国産うなぎについて取材した記事を見つけました。
この記事の中で、中国産うなぎの安全性は怪しい!と思ったことをまとめてみると
・マラカイトグリーンは使用が禁止されているけど、気軽に手に入る
・禁止されているものの、使用している業者はゼロではないらしい
・会社登録していない個人事業者が養殖している
・小規模の業者の中には生け簀を洗うのに劇薬のホルムアルデヒド溶液を使っている場合がある
聞いただけでも恐ろしいですね!
ただ、すべての業者が劇薬を使っているとは限らず、最善を尽くしている業者も中にはいるということです。
日本との取引がストップすれば、会社がつぶれてしまうわけですから、問題が起きないようにしっかり安全管理を行っているとある中国の養鰻業者。
言われてみればそうですよね、個人で取引していて問題が起きたらとんずらできるというわけではないのですから、衛生管理を徹底しているのもうなずけます。
なので、中国産鰻=安全性がない
というわけではないのですが、どこの業者からやってきたうなぎなのか、消費者側から把握するのは難しいですよね。
あとやっぱりお国柄が違うので、どうしても信頼というとそれだけで低くなってしまうかな。
中国産うなぎの安全性は、取引する日本業者にかかってるというところでしょうか。
安全なのかなどうなのかな、って心配せずにうなぎが買えるといいですよね。