トリクロサンが危険と聞いてびっくり!

トリクロサン 危険

だって、石鹸や歯磨き粉によく使われていると言うじゃないですか。


毎日使う製品に、危険な成分が入っているってやっぱり怖いですよね。


トリクロサンの危険性は、アメリカで指摘され、日本でもトリクロサンの問題換気がなされました。

それが2016年ということですが、未だにトリクロサンを含んだ製品が発売されているようですよ。


大丈夫なんだろうか(汗)


そもそもトリクロサンはなぜそんなに危険と言われているのでしょうか。


トリクロサンの危険性と、トリクロサンを使わないようにできる対策はないか、考えてみました。



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トリクロサンは体の免疫系を破壊するから危険



トリクロサンは、一般の消毒剤や洗剤、化粧品、歯磨き粉などに使われる抗菌剤。

アメリカでは、40年ほど前からトリクロサン入の製品が発売されていて、その数は2000種類以上にもおよんでいます。


トリクロサンて抗菌剤だったんですか。


だからトリクロサン入りの生活用品がたくさんあったんですね~。


そのトリクロサンが今、アメリカでは健康に被害を及ぼす可能性があるとして問題になっている。


トリクロサンの危険性についての記事がこちらです。

石けんや歯磨き粉に含まれるトリクロサンの危険性──がん細胞の成長促進も | Woman | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト石けんや歯磨き粉に含まれるトリクロサンの危険性──がん細胞の成長促進も | Woman | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト 



記事によりますと、トリクロサンを使った実験で、トリクロサンが入った水を飲み続けたマウスが、直腸出血や下痢と言った消化器系の病気を引き起こしたというのです。


この研究結果を掲載したポピュラーサイエンスは、トリクロサンが腸内に棲むビフィズス菌など善玉菌を殺してしまい、腸内フローラのバランスが崩れたため、としています。


トリクロサンが危険と言われるのは、腸内細菌にダメージを与える可能性があるからとは。


今や健康の代名詞になってる善玉菌を減らしてしまうことが懸念材料だったわけですね。


それはたしかに危険だわ。


腸内フローラはなぜ免疫に関係あるの?

腸内フローラと免疫の関係について、ここでは簡単に説明しておきますね。


私達の免疫の70%は腸に集中していると言われ、そこには免疫細胞たちが外から侵入してくる細菌やウイルスに立ち向かっています。


その活動を活性化しているのが、腸内に棲んでいる腸内細菌たち。


腸内細菌は、大きく分けて
善玉菌
悪玉菌
日和見菌

ですが、これらの細菌たちが作り出しているのが腸内フローラなんですね。


腸内フローラって、腸内細菌たちのコミュニティと言えばわかりやすいかな。



腸内フローラがいい状態というのは、腸内細菌が十分に存在して、善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスが取れてるとき。


この状態だと、腸内細菌が免疫細胞のバランスを程よくコントロールし、程よく活性化させるため、免疫力が上がります。


腸内細菌と免疫力についてもうちょっと詳しく知りたい、というのなら、こちらの記事を読んでみてくださいね。

NHKスペシャル「人体」 万病撃退!“腸”が免疫の鍵だった | NHK健康チャンネルNHKスペシャル「人体」 万病撃退!“腸”が免疫の鍵だった | NHK健康チャンネル 



口だけでなく、皮膚からも吸収され体内に入り込む

以前は体内で炎症を起こしたりウィルスの病気の治療のため抗生物質が当たり前のように出ていました。

でも、善玉菌も殺してしまい、免疫力が逆に弱ってしまうことが指摘されて以来、慎重になってきていますよね。


トリクロサンが危険視されているのは、それが腸内フローラのバランスを崩したり、腸内細菌の数を減らすほど強い殺菌力を持っているからのようです。


実験では、ネズミにトリクロサンを口から摂取させていました。

トリクロサンは飲むわけじゃないから大丈夫なのでは、と思うかもしれませんが、皮膚から吸収されてもアレルギーが出たケースがあったように、皮膚などを通して体内に取り込まれ、腸内フローラのバランスを崩し、免疫力に影響しているということは、十分に考えられますよね。


また、こうした殺菌剤は、皮膚の表面に存在して、皮膚を守ってくれる常在菌も減らしてしまうため、肌のバリア機能を弱め、様々な皮膚のトラブルを招くとも言われています。



異常に不潔なのも危ないですが、異常に清潔にこだわることも危険なんですね。



トリクロサンを避ける方法は?

トリクロサン 避けるには

アメリカは、2016年9月に、トリクロサンなど殺菌剤19成分を石けんに使うことを禁止しました。

そして、日本でも、厚生労働省が、成分切り替えを促進するよう呼びかけが行われました。


厚生労働省が発表した、19成分の殺菌剤です。


トリクロサンなど殺菌剤19成分
出典



とはいうものの、すでにアメリカでは2000種類以上のトリクロサン入り商品が誕生していますし、日本でも未だトリクロサンが入った商品が一般に出回っている状態です。

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「薬用石けん使用禁止」から1年。いまだに危険成分が使われるのはこの商品!|健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESS<br />
「薬用石けん使用禁止」から1年。いまだに危険成分が使われるのはこの商品!|健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESS
 


余談ですが、上の記事を読むと、トリクロサンの怖さがさらにわかります!


抗菌剤の怖さは、皮膚や口以外にも、母乳からも取り入れられてしまうということ。

そして、長期的に使用し続けると、新しい耐性菌(抗生物質が効かない菌)が生まれるきっかけにもなる、と。


耐性菌が蔓延してしまったらどうにもなりませんよね。


ここまで考えすぎ?かもしれませんが、腸内フローラの環境を破壊するようなことは少しでも避けたほうが良いなと、本能的に感じます。



トリクロサンを避けるには、どうしたらいいのでしょうか。

とりあえずできる対策としては、
1.商品の成分をチェック、トリクロサンなど強い殺菌剤が入っているものはなるべく避ける
2.「薬用」がついているものは使わないようにする
3.ゴシゴシ洗いすぎない

になります。


医学博士の藤田紘一郎先生によると、固形石鹸で手を洗った場合、およそ90%の皮膚常在菌が流されてしまうそうです。

でも、時間が経つとともに残りの10%の常在菌が増えて、もとに戻ります。

戻る時間は
50歳以下・・・約12時間
50歳以上・・・約20時間

というふうに、50歳を境にしてもとに戻るのに時間がかかります。


問題は、この間に何度も何度も手をゴシゴシと洗ってしまうこと。


もとに戻る前に洗うと、常在菌は再生できず、たちまち皮膚はウィルスなどの脅威にさらされてしまいます。


また、薬用石鹸を使うと、強い殺菌剤が常在菌を根こそぎとってしまうので、もとに戻ることは更に難しくなるんです。



トリクロサンが含まれている商品は無数にありますが、代用できる商品も無数にあるので、これをきっかけに殺菌力や薬用にこだわらず、適度に清潔を保ってくれるものを選んでいく賢さを身に着けていくのが、一番の対策かもしれません。



今回は、ということでした!



参考サイト:
https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2018/06/post-10355.php
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%83%B3
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000138223.html
http://healthpress.jp/2017/08/post-3186.html